曹洞宗群馬県宗務所第12教区・13教区内 |
ウクライナ避難民支援活動 |
期間限定御朱印授与の予定期間は終了いたしました 令和4年4月8日~6月30日 お陰様で御朱印頒布を通して、多くの方にウクライナ避難民支援活動にご協力いただきました。4月から6月分の合計は何と約250万円にも上りました。ありがとうございました。 なお、あと少しで全部集められたという方もいらっしゃると思います。限定御朱印の授与期間は終了いたしましたが、そんな方のために、各寺院で何枚かは御朱印を残してありますので、該当の寺院に電話等でお問い合わせください。 避難民支援の募金につきましては、継続して集めていますので、ご協力をお願いいたします。 以下は過去の掲載文です。 |
ウクライナの情勢は著しく悪化しています。多くの犠牲者と多くの難民が出ており、大変苦しい生活を余儀なくされています。 そこで曹洞宗群馬県宗務所第12教区(安中市と高崎市の一部)と13教区(富岡市と甘楽郡)合同で、ウクライナ危機による難民を支援するための活動を行っています。具体的には期間限定の『ウクライナ難民支援御朱印』の授与と『募金集め』です。 限定御朱印授与による活動 この『御朱印』は安中市・高崎市・富岡市・甘楽町・下仁田町の18ヶ寺でいただくことができます。1部300円でお渡ししています。その志納金はすべて難民支援のために使わせていただきます。 上の写真は、この限定御朱印のイメージです。ウクライナカラーのデザインで統一し、書いてある文字は、お寺によってすべて違います。それぞれのお寺の和尚さんたちが祈りの心を込めて書いています。 18枚をすべて集めて、決められた順番に並べ、ご自分の御朱印帳に貼り付けたときに、「消災妙吉祥陀羅尼(しょうさいみょうきちじょうだらに)」という、災難を除き皆の幸せを願うお経が完成する ”ごほうび” もあります。 一つのお寺でもいいですが、できれば多くのお寺を巡っていただきたいと思います。そして、ウクライナの方々のことに思いを馳せ、先々でウクライナの平和を祈願し、亡くなった方の供養のために手を合わせご冥福をお祈りしていただきたいと思います。そのことがウクライナの方々のためになり、また、皆さん自身が功徳を積むことにもつながります。 募金を集める活動 上記の御朱印を授与している寺院でも募金を受け付けています。避難民支援募金だけを集めている寺院も同じ地域内に11ヶ寺あります。 また、6月26日(土)、甘楽町文化会館で3年ぶりに開催予定の『第16回微笑会』の際にも、この募金を集めさせていただくことを計画しています。 ご協力をお願いいたします。 |
この印刷物は参加している18の寺院のどこででもお配りしています。(クリックして拡大) 裏面(クリックして拡大) クリックしてお経の動画をご覧いただけます。 1分以内に収まるようにまとめてあります。また、御朱印を書いている18ヶ寺の和尚さんが登場しています。 写経の見本(A3)を書いてみました。 ◆A4サイズの2枚に分割したものはこちら 平和を祈って写経し、それを参拝した寺院に納経して御朱印をいただくというのも素晴らしいです。 この御朱印を授与している寺院の地図はこちらから クリックして拡大。Googleマップにより、経路探索をすることもできます。 |
御朱印の志納金や募金からの支援物資の送り先は 現在ウクライナから最も多くの難民を受け入れているのはポーランドです。 今回のウクライナ難民支援活動で日本の私たちとポーランドに避難している方たちの間に入って調整しているのは、次の写真のご夫婦です。ご主人のアンドリューさんは、ポーランド人で8年前から日本に住んでいらっしゃる方です。故郷の隣りの国の人たちが大変な思いをしているのを見て、とにかく何かしてあげたいと、奥さんとともに大変な役を買って出てくださいました。 難民支援と聞けば、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)や日本赤十字社のような大きな組織が思い浮かびますが、今回の活動は限定的な地域への支援活動となり、お互いの顔が見えるような活動にもなります。ポーランドでは、大都市には世界からの支援物資が次々と運び込まれているようです。ただ、ご両親の住むシェラツ郡にも多くの難民が避難していながら、物資が行き届かないのが現状とのことです。 このご夫婦が、現地の担当者と連絡を取りながら、御朱印の志納金や募金を元にして必要な物資を届ける手配をしてくださいます。 |
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お陰様で、御朱印活動を始めてからの約2ヶ月間で、127万円を超す支援金が集まっています。 アンドリューさん高野さんご夫妻が現地の方と連絡を取り合って、支援物資を送る作業に取りかかっています。 遠い国であることに加え、まだまだ混乱状態が続いていますので、思うように進まない面もあるようですが、ようやく支援物資を積んだ車両が到着し、ウクライナ避難民の方に物資が配られつつあるようです。 発注された品物のリストを見せていただいたところ、缶詰や即席麺などの食料品から、歯磨き粉やペットフードなど多種にわたっています。避難民の方々がどんなものを本当に必要としているのか、現地の情報をもとに気を配って活動していることがよく分かります。 現地から送られてきた写真。 |
◆6月10日、『朝日ぐんま』に掲載されました。WEB版はこちらから。 ◆富岡市の暮らしと移住のWEBマガジン『まゆといと』で紹介されています。 ◆第16回微笑会において、アンドリューさん高野さんご夫妻より、この取り組みの説明とさらなる募金呼びかけが行われました。写真や映像を大きなスクリーンに映して見せたので、現地避難民に物資が続々と届いている様子やみんなが喜んでいる様子がよく伝わりました。 ◆お問い合わせは・ご意見は、こちらから |
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